西東京市の人口について考えてみた
西東京市の平成21年3月1日現在の人口は193,416人である。西東京市の面積は15.85k㎡であるので、3月1日現在の人口密度は12,203人/k㎡となる。
ところで、町別でいくとどのくらい人口密度のばらつきがあるのだろうか?ちょっとデータが古いが平成20年1月1日のデータで比較してみる。(最新の平成21年3月1日の町別データを各町の面積で割って算出してもよいのだが、平成20年のデータは既に人口密度として算出済であるのでこちらを使う。)
するとダントツに人口密度が高いのが谷戸町二丁目で1k㎡あたりの人口は29,104人、次に多いのが芝久保町一丁目の22,785人である。この辺りには大規模マンションがあるので人口集積が高いのだろう。
反対に人口密度が低いのは北町四丁目の4,227人、北町六丁目の5,000人である。谷戸町二丁目と北町四丁目では6.9倍の開きがある。
さて、前述のとおり、西東京市には193,416人もの住人がいるわけだが、どのくらい地球に負荷を与えているのか、重量の観点から考えてみる。
まず日本人の平均体重であるが、ちょうどよい資料が手元にないため、成人男性65kg、成人女性50kgと仮定して全住民の体重を算出する。なお人口の約13%は15歳未満であることから、15歳未満については成人の体重の60%と仮定し、15歳未満男性39kg、15歳未満女性30kgとする。
西東京市の男女比は49:51である。
こうして算出した西東京市住民の平均体重は54.4kgであるから、西東京市全体にかかる重量は10,516tとなる。
さて、これが大きいのか小さいのかだが、私は意外と小さいと思う。
私は2007年および2008年にアジアを就航している豪華客船SuperStarVirgoに乗船したがこの総トン数が76,800tである。確かにSuperStarVirgoは巨大な客船ではあるが、船1隻の7分の1しかないのかという感想である。ちなみに東京湾で就航しているレストラン船シンフォニーモデルナが2,618tであるので、シンフォニー4隻分でしかない。
ということで、こんなに負荷がかかっているということを書くという点ではあまり面白くなくなってきたが、一応昼夜人口比から昼夜の人間重量の違いを算出してみる。
国勢調査のデータより、西東京市の昼間人口は夜間人口の約78%であるから、変動は22%、つまり2,314tが一日の間で動く人間の重量である。
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