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2007年2月26日 (月曜日)

東大農場移転のインパクト

東大農場は西東京市のほぼ中央に位置し、西東京市のシンボル的存在であるが、千葉県検見川へ移転することが2003年に決定されている。平日は市民に開放されていることから、憩いの場として利用している方も多いだろう。市内最大の緑地でもあり、移転決定は西東京市市民に衝撃として受け止められたことだろう。

さて、この東大農場だが、どの程度広いのだろうかと思い調べてみると、東大農場が22.2ヘクタールだが、その北西演習林9.12ヘクタールをあわせると30ヘクタール以上の広大な緑地であることがわかる。この広さは西東京市全体1,585ヘクタールの2%に相当する。もう少しわかりやすい例で言えば、西東京いこいの森公園の7倍、IHI工場跡地の3倍に相当するそうだ。

Toudainoujou_1

出典:東京大学大学院農学科学生命研究科附属農場移転問題検討報告書(平成18年3月)
    東京大学大学院農学科学生命研究科附属農場懇談会


これだけ広い東大農場なので、移転のインパクトは大きい。そこで跡地利用については活発に議論されているようだ。農場の緑地をそのまま保存したいと願う人々もいれば、これを機会に開発を進めようと考える人々もいるだろう。具体的にどのような議論になっているかは私は知らないが、土地の価格は数百億円規模だそうで、市が購入して後援とするような案は現実的ではなさそうだ。しかし市が何もしないと土地は切り売りされ、無秩序に開発が進むことになろう。その場合、ある程度道路等のインフラが整備され、また住民税が増えるので、財政的にはプラスとの試算もあるようだが、せっかくのまとまった土地を乱開発してしまってはもったいない。緑地を保存するにしても、開発の契機とするにしても、西東京市がしっかりと主導を取り、よりよい街づくりを進めてもらいたいものだ。

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コメント

東大農場の移転は計画されているけど演習林の移転は計画されていないようですね。個人的には六大学クラスの大学の一部が移転してくれば、市民に開かれたキャンパスとなるし、学生街も形成されるし、商業店舗売上も上がるし、沿線輸送量もアップする等のメリットがあると思います。
特に西東京の知名度がアップするはずです。
当然、道路等のインフラを整備し、店舗や住宅などの複合施設を誘致してもらっても構いませんが、その場合は何か大きな核になるものに出店してほしいです。
一部は自然をそのまま残してもらえれば最高だと思います。

投稿: 平和 | 2007年3月 1日 (木曜日) 16時59分

平和さん、こんばんは。
東大農場に関しては、いろいろな構想が検討されているようです。大学の誘致なども視野に入っているでしょうね。まったくの個人的な妄想ですが、早稲田大学が親和性が高いのではないかと思います。なぜなら早稲田は西武新宿線沿線に拠点が多いのです。メインキャンパスが高田馬場、ラグビー部が上井草、早稲田大学高等学院が上石神井、東伏見キャンパスが東伏見にあり、その他学生寮が東伏見と田無にあります。そのため学生も西武新宿線沿線に多数住んでいます。
さて、妄想はここまでとしますが、東大農場は様々な可能性を秘めていますので、移転を契機によい街づくりをして欲しいものです。

投稿: tanashi | 2007年3月 2日 (金曜日) 00時00分

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