Greater Tanashi(大田無圏)
大分前に田無の範囲は?という記事を書いたが、今回は、Greater Tanashi(大田無圏)について考えてみたいと思う。
Greater Tanashi(大田無圏)とは、田無周辺に在住する人の生活エリア、行動範囲と定義したい。その人が、主にどのような移動手段を利用するか、また、その人の年齢、性別、家族構成などによっても生活エリア、行動範囲は変わってくるので、ここでは私自身が独断と偏見で考える大田無圏を書いてみる。
田無駅を中心とした私の知人たちの行動範囲を聞いてみると、週末に吉祥寺を訪れる人が圧倒的に多いと思う。移動手段はバスや電車、あるいは自転車、自家用車様々だが、吉祥寺は田無住民の日常に組み込まれた生活エリア内にあるといえる。このことは以前書いた西東京市在住者のおすすめスポットの中の三井不動産の調査結果でも明らかである。休日によく行く所の1位、2位に吉祥寺が挙げられている。1位は井の頭公園だが、公園でつないでいくと、南は神代植物公園、野川公園辺りまでが、車があればエリアに入るのではなかろうか?(もちろん小金井公園はエリア!)東、北、西は取り立ててない気がする。昭和記念公園までは日常的なエリアではないだろう・・・。
買い物で考えると、先述の吉祥寺はもちろんのこと、武蔵境のイトーヨーカドーもバスが便利な人たちは利用するだろう。イトーヨーカドー等の大型スーパーで考えると、人によっては東久留米のイトーヨーカドーの方が利用しやすい人もいるかもしれない。もちろんひばりが丘も入るだろう。
先日お風呂の王様花小金井店ができた。花小金井店といっても、鈴木街道沿いの府中道と花小金井の間、上向台小学校の近く(小金井公園の近く)なので、田無の人たちの間でも話題になっている。私も既に4回行ったが、なかなかよい。お風呂の王様といえば、東久留米にもあり、以前はそちらをよく利用していた。もちろん田無の仲間も利用している。
このように考えてくると大田無圏は鉄道や主要道路が東西に伸びているにもかかわらず、意外なことに南北に長い様子が見えてくる。西武鉄道や青梅街道を使っても、新宿までは特に何もなく、東久留米、ひばりが丘や武蔵野あたりが生活エリアに組み込まれていることになる。なんとなく不思議な気がしないでもない。
余談であるが、個人的には武蔵村山にオープンしたダイヤモンドシティ Muuが私のエリアに最近加わった。もう既に4回行って、ショッピングや食事を楽しんでいる。
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コメント
横槍を入れるようで大変恐縮ですが、Grater Tanashiという表現は不適当なものですよ。文脈から察するところ、「田無住民の生活圏」が最も適当であると言えそうです。
Graterの後に続くのは市域が元来の中心市街地(西欧での旧市街区域、あるいは米などでのCBD)を超えて拡大しているような、規模の大きい一都市の名であることが常です。Grater Tokyo, Grater London, Grater Manchester、Grossraum Berlin...
勿論、田無は周辺地域での核としての機能は有してはいますが、気持ち的にも、「大東京圏」の一「郊外」、核都市でもない西東京市の一部の田無には、ちょっと、あまりに、荷が重過ぎでは・・・。
独断と偏見で、と申されておりますが、ネット上とは言え、いや多くの不特定多数の人が閲覧するネット上であるからこそ、それなりの体裁で論じられる際にはより正確で責任ある内容が問われるのではないでしょうか。
非礼を、失礼。
投稿: 西東京市住民 | 2007年3月 4日 (日曜日) 00時49分
西東京市住民さん、こんばんは。
ここで論じているのは、西東京市民さんご指摘の通り、「田無住民の生活圏」を大田無圏と定義しています。(定義については本文中に記載したとおりです。)田無住民の行動範囲の拡大であって、多摩北東部の中核を担うという意味では使っていません。とはいえ、ご指摘のように、一般的な使い方とは異なる定義で用いているため、誤解の生じる表現であったことは否めません。
投稿: tanashi | 2007年3月 4日 (日曜日) 01時10分