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2006年8月 7日 (月曜日)

学力は伸びているか? 「学力テスト」ランキング

週刊東洋経済(2006.7.1)を見ていたら、東京都「学力テスト」(2005年度)ランキングが掲載されていた。西東京市は49区市の中では検討している。小学5年生が19位(前年度21位)で中学2年生が12位(前年度17位)である。小学5年生、中学2年生ともランクアップしているが、これはどうしたことだろう。単なる誤差の範囲か、それとも何らかの学力向上施策が採られた結果だろうか?何らかの施策の表れだとしたら、来年度もよいポジションを得るかもしれない。注目して見ていこう。

ちなみにランキングはほぼ固定化されていて、上位1桁台の文京区、千代田区、目黒区、武蔵野市、小金井市などは、小学5年生、中学2年生とも前年も1桁台だし、下位の福生市や武蔵村山市も固定化されている。近頃格差の固定化が問題視されているが、子供の教育でも格差が固定化しているということだろうか?私のまったくの感覚で裏付けるデータは持ち合わせていないのだが、なんとなく、親の年収が関係しているように思われる。上位のエリアは高級住宅地を抱えていたり、最近地価が値を戻している地域で、下位のエリアは最近まで下落が続いていたエリアである。どの街にも年収の高い人、低い人は住んでいるが、その比率で言えば、間違いなく前者は年収の高い人が多いだろう。よく言われるように、年収が高いほうが、子供の教育にお金を使えるので、このような結果が出てきたのではないかと想像される。

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コメント

私も同誌を興味深く拝見しました。西東京市が健闘している事は喜ばしいことです。
私の息子は現在上向台小学校に通学しています。近年は周辺に大規模マンションや戸建てが建ち並び武蔵野市や小金井市からの転入者が多く、その子供の親に聞いたところ、西東京市の小学校で出す宿題の量が圧倒的に少ないということでした。そのため今まで行っていなかった塾に通い始める子も少なくないようです。
もし、これらの結果で学力が上がっているのならちょっと疑問に感じるところもあります。

投稿: 平和 | 2006年8月 9日 (水曜日) 13時59分

平和さん、こんばんは。
昨年度の他市からの転入の割合はどのくらいでしたか?小学5年生のランキングでいえば、小金井市は4位、武蔵野市は7位で共に西東京市より上位にランクしています。優秀な児童が多く転入してくれば、当然平均値は上がるはずですが、こういった仮説が成り立つほどの変化があったかどうかがポイントです。
今回のランクアップの実態は、教育現場の声を聞かないとわかりませんね。

投稿: tanashi | 2006年8月 9日 (水曜日) 23時01分

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