多摩六都科学館と鉄道展
芝久保町5丁目にある多摩六都科学館で、鉄道展(3月18日~5月14日)を開催している。鉄道展というタイトルをつけるにはあまりにも小さな展示スペースではあるが、西武鉄道の歩みやリニア実験線、多摩都市モノレールについて、簡単に学ぶことが出来て興味深い。特に多摩都市モノレールが多摩地区で不便であった南北交通を飛躍的に改善したことは印象に残った。(たとえば、立川市と東大和市は隣接しているが、それぞれの往来はモノレールがなかった頃は大変不便であったそうだ。) プラレールで遊べるコーナーや写真撮影できるコーナーなど、子供の興味を惹く展示に工夫が凝らされているので、子供連れのファミリーにはよいと思う。
多摩六都科学館は、子供が楽しく科学を学習できるよう様々な仕掛けを用意しているが、経営母体の5市の負担金で運営され、経営自体は厳しいと聞いている。そこでいろいろなイベントを開催して何とか集客力を上げようと努力していると聞いたことがある。
私は週末に何度か訪れただけだが、これだけ立派な施設とスタッフを抱えていては、その維持運営は大変だろうと思う。しかし、子供の理系離れが社会問題化し、将来、我国の相対的国力低下が危惧される今日において、子供に科学技術を楽しく学ばせるこうした施設は必要だろう。多摩六都科学館では、ボランティアの方々が活躍されているそうだが、将来を担う子供たちのためにこのような科学館を支えていくことは、とてもすばらしいことに思える。
さて、多摩六都科学館へのアクセスだが、田無駅からだとはなバスが30分ごとに走っているので便利だろう。その他公共交通機関を利用する場合には花小金井駅から徒歩18分か、土日祝日であれば、花小金井駅から関東バスが走っている。その他自転車、自家用車もOKである。
ちなみに、私が使ったアクセス方法は、はなバス、花小金井駅からの徒歩、自転車、自家用車で、関東バスは使ったことはない。いずれ機会があれば使ってみようと思う。
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