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2005年8月25日 (木曜日)

「木を植えています」というイオンのフレーズに想う

マックスバリュ田無芝久保店がオープンするにあたり、イオンと市民がマックスバリュの敷地内に木を植えていた。当日は坂口市長も参加されていたと思うが、市民と一緒に環境対策に取り組んでいく、よい取り組みだと思った。もっとも、市民が単に労働力として使われているような感もなくはないが・・・。まあ、たくさんの木が植えられ、また参加した市民も満足していればそれでよい。

ところで、イオンの「木を植えています」というフレーズは、とても好感が持てるが、単にイメージアップ作戦ぐらいにしか認識していなかったら、結構環境に対しては本格的に取り組んでいるらしい。日経ビジネス(2005.8.22)に企業のCSR(社会的責任)の特集記事にイオンの取り組みが紹介されているので、少し紹介しよう。日経ビジネスによるとイオンが今年6月までに海外を含めて植樹した木は556万本で、国内有数の規模だそうだ。イオンはこれだけではなく、PB(プライベートブランド)の食料品では、契約農家の氏名、農薬、肥料の使用状況をパソコンから確認できる農産物データ管理システムを導入しているとのこと。イオンのWebサイトを見てみたら、二次元バーコードで携帯電話で情報にアクセスできるらしい。今度行ったら試してみたい。
http://www.aeon.info/topvalu/topvalu/green_qr.html

これはこれで、すばらしいのだが、感心したのは、あるNPOからの一通の手紙で、ある輸入のコピー用紙の販売をやめたこと。これは森林破壊を招く方法で調達した原料パルプで製造されていると指摘されたそうだが、特に圧力がかかったわけではなく、独自の判断で中止したという。何気なく買い物をしていると、環境にやさしい企業だということは、ほとんど感じないが、細かく見ていくと、いろいろな取り組みがあるのかもしれない。今度行く機会があれば、環境の観点から店舗を見てみたいと思う。

それにしても余談だが、あまり流行っているようには見受けられない。特に2階は閑散としているが大丈夫だろうかと余計な心配をしてしまう。

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