不満の少ない街?
平成17年7月3日、都議会議員選は終了した。全体の投票率は43.99%と、前回の50.08%から下落している。
西東京市の選出では全体よりも低い投票率で、39.17%(前回46.54%)、市民の政治への関心度の低さが覗える。しかしながら、西東京市の投票率の低さは、裏を返せば、誰に任せても、まあ安心という、不満の少ない街の象徴なのかもしれない。
私自身は選挙には必ず行くので、各候補が何を目指しているかについて、目を通しているが、今回各候補の争点もよくわからないし、あまり伝わってくるものがなく、誰に投票すべきか迷う選挙だった。都議会に強く働きかけ、東京都および西東京市をドラスティックに発展させてくれそうな候補は見当たらない。誰が都議会議員になっても、私たちの生活は大して良くも悪くもないという、諦めと、安心感が投票率の低さに表れているのだろう。
普段の生活で、誰が西東京市選出の都議会議員なのかを意識することはあまりない。これからもきっと、市民を投票所に向かわせるような大したイベント(争点)もなく、無難で平和な時が流れていくのだろう。西東京市の投票率が市部計43.07%と比べても、著しく低く、政治に無関心でやや恥ずかしくも感じるが、きっと不満の少ない街なのだろうとポジティブに考えることにしよう。
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