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2005年4月22日 (金曜日)

田無用水とやすらぎのこみち/ふれあいのこみち

田無駅北口にやすらぎのこみち、ふれあいのこみちという東西に走る遊歩道がある。カラー舗装で歩いていて楽しい。車が通らないので、徒歩あるいは自転車で時々利用するが、なぜここにこのような小道があるのかずっと気になっていた。おそらく用水路か何かだろうと。

ということで、調べてみると、ここはかつては田無用水として、玉川上水から田無に水を供給していたことがわかった。田無用水が完成したのは、なんと江戸時代の元禄9年(1696)だそうだ。市内やその周辺にはこれ以外にもたくさんの用水路があったようだ。田無の人々の生活用水として水を供給し続けてきた田無用水であるが、やがて水道が整備されると、こうした用水路は役割を終え、現在は遊歩道として整備され、市民に憩いの場を提供している。こうした過去の歴史と人々の生活に思いをはせながらやすらぎのこみち、ふれあいのこみちを散策してみるのもまた楽しかろう。

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