田無の街を明るく!
田無の街を明るく!といっても、明るく振舞おうというのではない。ここでの話題は物理的な明るさのことである。
田無の夜道は暗い。(と思う。)駅前こそ繁華であるが、ちょっと歩くと駐車場や農地が多く、人通りの少ない夜間は物騒である。警視庁の犯罪発生マップを見る限り田無はひったくり件数が多いが、暗い夜道と無関係ではあるまい。
田無の夜道が暗いのには、街路灯が適正に配置されているかという問題もあるとは思うが、ちょっと歩いただけでも消灯している街路灯を幾つか見つけることが出来る。せっかく街路灯があるのにこれでは十分に機能していない。この点は市役所に連絡すると対応していただけるので、見つけたら是非市役所に連絡して欲しい。私もこれまでいくつかの街路灯について対応をお願いした。市役所の対応は早く、大体翌日には修理していただける。街路灯は防犯というよりは交通安全が目的だが、街路灯がしっかり機能すれば、街は明るくなり、犯罪への抑止力にもなるはずである。
また、すぐに対応というわけにはいかないと思うが、明らかに街路灯が少ないのではないかと思える地域もある。街路灯設置の基準について私は全く知らないが、もし適正に配置されていない地域があれば、設置を検討いただきたいと思う。
次に私達が街を明るくするために身近に出来る対応であるが、個々人が是非門灯を点灯していただきたいと思う。どこの街だか忘れたが、街ぐるみで門灯点灯に取り組み、犯罪が減少したとの記事を大分前に読んだ気がする。電気代は月当たりコーヒー1杯程度と聞いている。もちろん我が家も実践している。これで夜道は大分明るくなることだろう。
最後に、夜間に自転車を乗る際は、是非ライトを点灯していただきたいと思う。面倒くさかったり、あるいは、自転車を漕ぐのが重くなったりと、いろいろと事情はおありだとは思うが、暗い夜道で無灯火自転車が飛び出してきたり、右側を逆走して来たりで、ひやっとしたことが何度もある。
少々説教じみたコメントではあるが、こうしたちょっとした取り組みで、街は随分と明るくなるのではないかと思うので、賛同いただける方は是非実践していただきたいものである。
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コメント
街灯が暗いとのお話、全く同感です。
これは西東京市に越してきて、驚いた事の一つです。
引っ越してくる前には、明るい時間か、夜でも駅周辺などしか来た事無かったですから…
未だに蛍光灯の街灯があるのにはびっくり。昭和40年代じゃないんだから…いまではナトリウム灯や、今後は発光ダイオードなどの街灯が出てくるでしょうから、導入を検討していただきたいものです。
街の活性化、なんていう文字をよくいろいろな所で見かけますが、やはり治安に不安がある街は活性するはずがありません。イベントを仕掛けたりしても、それは一時的な事。恒久的な設備の充実が、長期的にみれば人口増加につながり、自然と街が繁栄する材料になると思います。
だれか、西東京市の関係者がこのブログを読んでないですかね…かなり現実的な提案を沢山されていると思うのですが…
投稿: Yoshi | 2005年4月16日 (土曜日) 21時11分
Yoshiさん、こんばんは。
市民意識調査によると地域に必要なものとして街路灯を挙げる人の割合が高く、西東京市基本構想・基本計画の中でも街路灯の整備は挙げられていますし、総合計画にも載っていますので、進めてはいるようです。前に聞いたところ、大きい通りには明るい水銀灯を設置しているとのことでした。しかし、まだまだ暗いですね。
投稿: tanashi | 2005年4月16日 (土曜日) 22時33分
うわ、すぐのご返答ありがとうございます。どういう訳か2重投稿をしてしまいましたので、1つを削除していただければ幸いです…
大通りの照明に関して言えば、そんなに遜色は無いと思うのですが、大事なのはちょっと入った路地で、なおかつバス停なんかがある場所ですよね…
市の政治と生活の密着度が量られる一つの指標として見ていきたいとおもいます。
投稿: Yoshi | 2005年4月16日 (土曜日) 23時09分
Yoshiさん、
まったく同じタイムスタンプでまったく同じ投稿がされていたため、1つを削除しました。
ご指摘の通り、路地の蛍光灯は暗いですね。水銀灯を増やすというのは時間がかかるかもしれませんが、至る所でせっかくある街路灯が消えているので、まずこちらの改修が有効ではないでしょうか?
投稿: tanashi | 2005年4月17日 (日曜日) 00時02分
管理人さん、初めまして。沖縄のナベリンです。ちょっとおくばせながら、グーグルで街路灯(道路)減灯について調べていたら、たどり着いた次第で。そこで・・・
申し訳ないですが、調べてた理由を述べたいと思います。実は、新潟で震災が起こった時のNHKの深夜画面に煌々と映し出されたオレンジの道路、車も1時間におそらく10台程度、通行人はほとんど見かけませんでした。その時の感想は「こんなド田舎で電気のムダ使いか~」というものでした。そして最近、沖縄の国道58号線を深夜3時頃車で走ってみました。どうでしょう、もちろん通行人らしき人は皆無、車も僅か、で道路は車のライトを点灯しなくても視界良好なほど明るい・・・。
道路公団改革が成功したのかどうか分かりませんが、道路が増えると、無駄な街路灯が何千個増えるんだろうと感じました。
皆さんが肯定する、深夜の路地、公園などに設置すべき、防犯灯は目的が夜の暗闇を減らし安全確保する為なので、概ね賛成できるのですが。田無は確かに暗いイメージがあり、ゴルフ練習場が深夜煌々と輝いていたのを記憶しています(笑
壊れている外灯を見つけた場合、まづ、この外灯が無くても、安全に問題が無いかどうかを考えてみてはどうでしょうか?全国の市町村の何百万個の外灯の内、必要のない物を次々と消して行ったら、どれだけのもったいないを無くせるだろう?と考えてみては?と思うのです。
もちろん、ビデオのコンセントを抜け!なんて言いません(笑
>>待機電力で企業が謳っていますが、現実無理な話ですから
ここまでの話は、あくまでも私の地域と田舎では明るい事がいい事という妄信に対するもので、田無や都会の暗闇の危険、引ったくりや、出会い頭の車両事故の改善に反対するものではない!!のでご理解下さいね。
府中や武蔵野は、樹木も多いので、効果的な外灯設置や、配置の見直しなどで、明るさを取り戻す方法も1つかなと思いました。それでは
投稿: ナベリン | 2005年4月25日 (月曜日) 14時25分
ナベリンさん、こんばんは。
全ての施策は費用対効果のバーターですので、ナベリンさんのような観点も必要かと思います。私は夜の街が暗いというある一面を取り上げましたが、その対策や維持には何らかの費用がかかり、私はその詳細を知りません。
企業も国も自治体も無駄は極力省くべきですので、様々な観点から議論し、もっとも合理的な落とし所をきちんと説明していくべきですね。
例えば、街路灯の設置基準があるのであれば、それを明確にし、満たしているからOKとするのか、あるいは満たしていないのでこれから進めようとしているのか、こうした情報をみつつ判断していきたいと思います。
投稿: tanashi | 2005年4月25日 (月曜日) 20時45分