親しみやすい水辺空間は創出されるか?
西東京市にはこれといった親しみやすい水辺空間がないと思う。強いていえば谷戸せせらぎ公園くらいだろうか?井の頭公園、善福寺公園、武蔵関公園のような大きな池のある公園が身近にあると良いのだが・・・。
なぜそう思うのか、自分自身よくわからないのだが、水を見ると日常を忘れ、ゆったりとした気分になる。なので私は休日など、水辺を散策し、のんびり過ごすことが多い。理由はともかく、水に親しみたいというのは、私に限らず皆の共通の想いではないだろうか。
さて、親しみやすい水辺といっても、大きな公園の池である必要はない。(あればよいが・・・) 河川も立派な水辺である。私は東久留米の落合川や小金井、三鷹の野川、武蔵野、三鷹の玉川上水などをよく散策する。これらの河川は遊歩道が整備され、歩いていてとても楽しいし、自然に親しむことが出来る。西東京に目を向けると、一級河川の石神井川が流れている。しかしながら、とても残念ではあるが、石神井川では楽しくのんびりとした散策は出来ない。(少なくとも西東京市区域では) 水害を防ぐための護岸は無機質でとても美しいとはいえないし、石神井川に沿って散策できる遊歩道も整備されていない。そもそも道がなくて歩けない区域が多い。石神井川沿いには、水害を防ぐための調整池がいくつもあり、グラウンド等に利用されているが、やはり殺風景である。野川などでは、武蔵野公園やその周辺は見えない貯水池として公園になっていてとても親しみやすいのとは大きく異なる。石神井川がもっと環境を配慮して整備されれば、もっと魅力的な街になるのに残念である。
と、現地点では、とても散策できる環境ではないが、将来もこのままかといえば、もう少しは良くなるかもしれない。西武柳沢駅の東エリアには東京都が東伏見公園を計画しており、石神井川がここを流れる。またそこから東には西東京市が下野野遺跡を遺跡公園として整備する計画があり、これらが実現すれば、石神井川沿いをのんびりと散策することも可能になるのではないだろうか?ただし、いつ実現するかはわからない。
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