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2005年2月23日 (水曜日)

西東京市は緑が多いか?

西東京市は緑が多いのだろうか?私の知人は西東京は緑が多いと言っていた。

実際のところ、市中心部には東大農場があり、市南部には多摩湖サイクリングロードや小金井公園の一部があり、一見多いようにも思える。市のデータによると緑被率は30%程度のようだ。この数字は周辺の三鷹市や武蔵野市と比べて高い。しかしここで注意が必要である。内訳は約半分が農地であり、個人に所属する。
これは何を意味するかというと、これらの緑地は将来売却される可能性があるということである。実際私が転入してからの2年余りの間にも、いくつもの農地が宅地になっていった。これからも緑被率は下がっていくと推測される。

緑被率を維持するには、公園を増やしていくことがひとつの方法だと思うが、実際のところはどうだろうか。
公園を増やすには市が土地を買い上げていく必要があるが、なかなか難しいのではないか。

西東京市の公園面積は約1.0平米/人であり、周辺市と比べて著しく低いことに注目したい。ちなみに三鷹市は約4.0平米/人であるので、実は私たちが実際に親しめる緑はそれほど多くない。

こうした状況から推測するに、周辺に比べ一見緑が多く感じられる西東京のその多くは農地であり、やがてはこれらの緑は減少し、宅地化されていくのだろう。

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