三共製薬跡地開発と人口増加
芝久保町1丁目の三共製薬田無工場跡地は、イオンの24時間スーパー出店のほか、長谷工の巨大マンション、三井不動産の戸建住宅、飯田産業の戸建住宅が予定されている。
今のところ、私が聞いている戸数は次のとおりである。
長谷工マンション 650戸
三井不動産戸建住宅 65戸
飯田産業戸建住宅 79戸
大体800戸近くがこのエリアに出現するとどういった現象が起こるのだろうか?
1世帯あたりの平均構成員数を3.5人と仮定すると、単純計算で2800人がこのエリアに転入することとなる。
この数字の意味を少し考えてみよう。
平成15年度の芝久保1丁目の世帯数と人口は以下のとおりである。
世帯数 1380
人口 3155
現在の芝久保1丁目の1世帯あたりの平均構成数は2.3人なので、この数字で上記仮定を補正すると新住民数は1840人となるが、それでも60%近くの人口が増加することとなる。
実際には、現状の芝久保1丁目は高齢者やアパートに住む独身者等が多く、平均構成数が2.3人になっていると思われるが、新規にマンションや戸建住宅を購入する層は、子供のいる家族が多くを占めると予想されるため、平均構成数は3.5人程度が妥当ではないだろうか。
さて、これだけの人口が増加した場合、芝久保1丁目周辺の社会インフラは十分だろうか?
学校の問題や交通渋滞対策、はなバス等公共交通の充実等、課題は大きい。
特にイオン出店により、周辺交通量の増加が予想され、渋滞や子供の安全な歩行等の確保の対策が必要だろう。
西東京市がどのように取り組んでいくのか、興味深いものである。
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